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オーガズム瞑想とマインドフルネス

オーガズム瞑想(OM)については、以前の記事でも述べたが、もう一度ヨガ(マインドフルネス)との観点から振り返る。

 

まずOMにおける「オーガズム状態」であるが、2,3秒間の身体的経験としてのクライマックスではなく、持続的な状態を示し、セックスの刺激によって活性化されることで意識にもたらされる最上の状態を指す。クライマックスの典型は、男性の射精であろう。持続性がなく瞬時に終わってしまう。

 

yogajournal.jp

オーガズム状態について、上の記事の中で次のように書いてある。

 

「起きていることのなかに完全に溶けこむような感覚です。そこには一切の雑念がありません。頭のなかには何も余計なことは残っていない。」

 

このオーガズム状態は、ヨガや瞑想と近い意識体験と言える。

 

「瞑想では、何か特定の目的をもつことなく、ただ現在のこの瞬間と、そして呼吸とにだけ意識を向けます。OMも瞑想と同じです。マインドフルネスのプラクティスであって、体の感覚に意識を向けるものなのです。」

 

私は定期的にヨガを行っていたことがあるが、ヨガで集中した状態は、体の感覚だけに意識を向け、頭の中から雑念が消え去った静寂として体験される。

 


仕事や人間関係のストレスが溜まって、リラックスしようとしても頭からそのことが離れない状態。こういう状態の時は、いわゆる「気」が上昇しているのだろう。そのままだと、深い睡眠が妨げられるばかりか、長期間続くと精神エネルギーが枯渇し、抑うつ状態になる。

 


いろいろな対処法があるだろうが、私の場合は、いわゆる瞑想が効果的だ。特に、背筋を伸ばした結跏趺坐(けっかふざ)での瞑想は精神を落ち着かせる。

 


しかし、ドライオーガズムを習得してからは、ドライオーガズムが瞑想を取って代わった(もちろん瞑想には別の良さもあるが)。ドライオーガズムに達する過程は、マインドフルネスのプラクティスに近い。集中して体の感覚に意識を向ける。そしてオーガズムに達すると、「起きていることのなかに完全に溶けこむような感覚が得られる。そこには一切の雑念がなく、頭のなかには何も余計なことは残っていない。」

 


特に男性の場合、性的エネルギーは、生きる力になるのではないかと思うが、そのようなエネルギーが充実する。

 


OMは、射精オーガズムとはかなり異なる体験ではないかと思う。射精の場合は、感覚が高まってきたと同時にすぐにクライマックスが起こってしまうことが問題なのだろうが、瞑想で得られるようなトランス状態としての意識体験は乏しい。そして気持ち良い感覚の中にずっと浸っているということが難しい。

 


ドライオーガズムに向かう過程は、男性にとって、体の感覚に耳を研ぎ澄ます体験としてのマインドフルネス、そして瞑想といえる。

 

射精のように簡単に達成できるものではない。感覚への集中が十分でなかったり、あまりに疲れている時は、5分位ではドライオーガズムに達しないこともある。しかし、体の感覚に集中する時間は、意識を鎮め、瞬時に深い睡眠に誘導する効果がある。頭が興奮している時は、ドライオーガズムに至ることで、意識がクールダウンされる。

 

 

最近の統計では、毎日オナニーする男性の割合は、12.5%。週に20回以上オナニーする男性も2.5%という。

 

sirabee.com

 

これらのオナニーの一部を、マインドフルネス、そして日々の瞑想として、ドライオーガズムに置き換えてみてはどうだろうか。