男の性行動を分析する

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なぜ男はひとりよがりのセックスをするのか? 自分勝手に射精して果てる理由

女性側のセックスレスの最大の原因は、セックスが気持ち良くないことだろう。男は、自分勝手に射精して、一人で満足して終わる。女にとって、こんなセックスは、何も楽しくない。なぜ、男は、いつも独りよがりのセックスをするのか? なぜ女の気持ちが分からないのか? その理由を考えよう。

 
男がひとりよがりのセックスをする最大の原因は、男が、肉体的にも、精神的にもセックスを楽しんでいないからではないかと思う。このことを詳しく説明しよう。



1.男が、セックスで肉体的な快感を得ていない。

2.女をイカせることができない敗北感に、直面したくない。

3.男は、「女の気持ち良い状態」に留まることが難しい。

 

まず、(1)男が、セックス中に肉体的な快感を得ていないことだ。女からすると、射精したから、気持ち良いのではないか、と言われるかもしれない。しかし、「射精の快感の秘密」という記事で説明したように、男が自分勝手に射精して得る快感は、最低レベルの「排泄スッキリ感」だけだ快感でも何でもない。そもそも、ピストン運動は筋トレだ。

 

男は、自分の体の快感が最低レベルだから、女も快感を求めていないと考える。射精というのは、女が考えているような「気持ちよさ」を楽しむ過程ではない。その目的は、排泄スッキリだ。男が求めた感覚は、セックスを終わらせる快感であり。女が求めた感覚は、セックスの過程を楽しむ快感だ。両者が求める感覚は、全く異なっている。

 

さらに多くの男は、女を気持ちよくさせることに躊躇する。この感情を理解するには、男の心の闇を理解する必要がある。

 

今や、セックスのゴールは「女のオーガズム」になってしまった。しかも、評価者は女だ。責任は、男が取る。セックスは、男が評価される採点用紙になってしまった。男が気持ちよかったかどうかなど関係ない。点数表は、女の快楽だ。女の作った点数表で、最高点を出す争いだ。

 

自分勝手に射精して終わる男は、そのような競争に加わりたくないのだ。女が「本当のオーガズムを探す旅」に付きあいたくないのだ。

 

女に点数をつけてもらうことに、喜んで参加するのは、イカせた女の数を数えることに生きがいを見出すような男だ。あるいは、女に評価されていることにも気付いていない、根っからの自己中心男だ。

 

「快楽を求める女の欲望」に感づいてしまった男はすぐにセックスから撤退する。女に奉仕して、それを評価されるだけのセックスは、つまらない



次の理由も、言い方を変えただけだ。(2)男は、女をイカせることができなかった敗北感に直面したくないのだ。もちろん男は、女がイクのが大変なことは分かっている。それなのに、セックスのゴールは「女のオーガズム」だ。

 

男は女をゴールインさせようと頑張ることは出来る。しかし、女をイカせることができなかった場合の無力感は、男を打ちのめす。努力は評価されない。減点式の採点用紙なら、そもそもトライしないほうがましだ。そのため、結果的に独りよがりなセックスになる。「無能な男」という烙印を押されたくないという「男のプライド」がそうさせたのだ。

 

 
最後に、(3)男は、「女の気持ち良い状態」に留まることが難しい。これは、セックスのプロセスの問題で、上記とは異なる理由だ。男と女の快楽を共に大切にするカップルならば、簡単に解決するはずだ。

 

女は、気持ち良い状態になると、声が出て喘ぐ状態になる。残念ながら、ほとんどの男は、この状態になったことがない。そうなる前に射精して、スッキリしてしまう。

 

女は、「気持ち良い状態」が続けば、イケなくても、満足できるのではないかと思う。このような状態になったことがない男は、女を「気持ち良い状態」にしてあげる重要性が分からない。ソフトな刺激で快感を高めることより、ガンガン突いて、一刻も早く「イカせてあげよう」と頑張ってしまうのだ。これは「ただの勘違い」だ。

 

実は男も、女に性感帯を刺激してもらえば、同じ状態になる。男をこの状態に導いてあげれば、女にも同じことをしてくれる。「せっかく気持ちよいのに、射精して果てるなんて、もったいない」と思うようになる。

 

 

今やセックスにおいて、男の快感だけでなく、プロセスそのものも価値がなくなってしまった。「女の快楽こそが、セックスのゴール」となってしまったことが、逆説的に、独りよがりなセックスをする男を作り出しているのだ。

 

男は、自分のセックスに点数をつける女を脅威に感じている。女を気持ちよくさせようといくら頑張っても、そのような努力に点数はつかない。評価されるのは、最終的な合否だけだ。女の欲望に幻滅した男たちは、当然ながら撤退する。努力する意義も見いだせない。

 

残るのは、女をイカせるプロか、自分本位な男だけだ。

 

一方で、「女の快楽を追求する競争」から撤退した男たちは、セックスで男のプライドを傷つけないような女を探し求める。容姿はもはや関係ない。いくら可愛いからといって、評価されるのはゴメンだ。互いの快感を思いやって、二人とも気持ち良くなることを目指してくれる女だ。このような男にとって一番重要なのは、女の性格だ

 

セックスのゴールが「女の快楽」となり、男は二極化した。女も二極化するのだろうか。自分の「本当のオーガズム」を追求する者と、気持ち良くなくても二人が楽しめれば良いと考える者に。

 

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