男の性行動を分析する

男って何? 男の性行動を分析します

なぜ男は、オナニーにエロ動画を使うのか?

なぜ男はエロ動画を見るのか。女は、オナニーする際にエロ動画を見ない。実際、私も、ドライオーガズムの際は、エロ動画を使わずに、自分の感覚に集中する。なぜ男は射精する時に、エロ動画が必要なのだろう。まず、自分がエロ動画を使う状況を振り返ってみよう(ドライオーガズムを習得してから、エロ動画を長時間見ることはなくなったので、昔の自分を振り返る)。

 

一日を終え、家に帰ってくる。一息ついて、さあオナニーの時間だ。PCを立ち上げて、エロ動画を再生する。どの動画をみるか、ワクワクする。動画の中で喘ぐ女を見ながら、優しくペニスを刺激すると、すぐ勃起する。頭の中は興奮状態が高まってきた。ペニスをゆっくりしごきながら、女が絶頂に達する姿を見ていく。興奮は最高潮になる。


この時の男の快感を考えよう。まず、ペニスを優しく刺激する時だ。この時は、くすぐったいような気持ちいい感じがする。ペニスはすぐ勃起する。その後は、ペニスをこする時間がずっと続く。この時の感覚は、ピストン運動に近い。快感はほとんどなく、ただの触覚だ。勃起を維持する最低限の刺激だ。


このような状態で、動画を楽しむこと、20〜30分位だろうか。手はずっと、優しくペニスをしごいている。触覚程度の感覚が続く。頭の中はずっとMAXに興奮状態だ。時間も経ったし、そろそろ射精したくなってくる。今日は、どの女の絶頂を見ながら射精しようか。動画を選んだら、女が絶頂に達するのに合わせて、ペニスを激しくこする。激しくこする時間は20秒もない。女の絶頂に合わせて「イキそうな感じ」がこみ上げてくる。


「イキそうな感じ」とはどのような感覚か。絶頂に達する瞬間、ふわっと浮き上がる感覚があると思う。その感覚だ。ただし腰の快感は依然として触感レベルのままだ。頭の中だけ「あっ、絶頂が来た」と分かる。その直後に、突然、絶頂レベルの快感が腰に来る。その快感は1秒で去る。そして、精液が流れ出す。

 

この瞬間に、男の意識は正気に戻る。すぐにエロ動画を消したい気分だ。賢者タイムとも呼ばれる。この気持ちを想像するには次にようにすればよい。空腹時には食事がおいしそうにみえる。しかし、満腹になると、デザートすら入らない。この時に、大盛りのご飯を出されたらどう思うか。見たくもない。そのような気分だ。


以上が、エロ動画を使った男のオナニーだ。このプロセスを振り返ってみて、女のオナニーと違う点に気が付いただろうか? 女では絶頂の前に、「気持ち良くて喘ぎ声が出ている状態」がある。男には、この状態がないのだ。男の快感は、ただの「ペニスの触感」と「射精」という2種類だけだ。ペニスをこすっていた20-30分の長い空白時間があった。この時間を埋めていたのが、エロ動画なのだ。


エロ動画を見て、何が起こっているか? 男は興奮していたのだ。勃起状態が保たれている。つまり男は、体の快感がないことを、興奮で補っていたのだ。エロ動画は、空白時間に興奮を作りだす役割をしていたのだ。興奮を高めることは、空白の時間を埋めるだけではない。射精の快感を高めるのだ。射精とは、蓄積した興奮の爆発だ。興奮を高めることで、爆発が大きくなり、快感が高まるのだ。もし動画を見ないで、機械的にこすって射精すれば、快感はほとんどなく、ペニスが痙攣して精液が流れ落ちるだけだ。

 

つまり男は、体の快感がない「空白の時間」を、「興奮」で埋め合わせないといけないのだ。そうしなければ、勃起が維持できないばかりか、射精の快感すらも失われてしまう。エロ動画が出回る前は、エロ本があった。男はエロ本で興奮を高めていた。しかし、エロ動画の刺激の強さは、エロ本どころではない。興奮を高める力は最高だ。このような興奮に慣れてしまった男は、セックスの時に、唖然とする。ピストン運動という長い空白時間を、どうやって興奮を高めて、勃起を維持すればよいのか。

 

実際私は、この空白時間に困り、妻とセックスする時は、いつも妻の喘ぐ姿に、エロ動画の女を重ね合わせて、なんとか興奮を作り出していた。セックス中の興奮の欠如は、膣内射精障害につながるばかりか、射精の快感を激減させて、男のセックスレスの原因となるのだ。これを解決するには、男と女が二人で、興奮感を作り出していくしかないのだ。

 

 

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