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女のオーガズム、射精、ドライオーガズムの快感を比較する

「女のオーガズムは射精の快感より何倍気持ちいいか?」この質問ほど、巷で永遠に議論されている話題はないだろう。私は偶然、ドライオーガズムを感じられるようになった。この体験が素晴らしかったのは、女の快感が理解できるようになったことだ(まだ分からない部分も多いが)。

男である私が、女のオーガズムを完全に理解することはできない。しかし、ドライオーガズムと女のオーガズムは、肉体的にきわめて近い反応が起こる。ドライオーガズムと女のオーガズムの共通性を考えながら、射精とも比較していこう。女のオーガズムにもいろいろなレベルがあるが、ここでは私の妻を例として考える。私のドライオーガズムとして、亀頭オーガズムの場合を記載する。

まず、絶頂に達するまでの時間だ。射精は最も早い。ドライオーガズムも、興奮している時は、射精と同じ位簡単にイケる。一方、妻のクリトリス・オーガズムは、電マを使えば比較的簡単に達成できるが、それでも時間がかかる。

 

次に、快感の強度だ。妻は、クリトリスに電マをあてると気持ち良い感覚がするという。これを1として、クリトリス・オーガズムの絶頂の感覚は10位だという。さらに、膣内の刺激も加えると100位だと言う。

 

クリトリスに電マを当てた感覚は、ペニスの裏筋に電マを当てた感覚に近いと想像する(男だったら、すぐ射精してしまうかもしれないが)。その感覚を基準にすれば、射精の絶頂は、何倍気持ち良いだろうか。何倍とは言いにくいが、ペニスが痙攣するだけの射精なら、10倍も気持ちよくないだろう。妻が「10倍気持ちいい」というのは、絶頂感があるためだ。

 

妻はオーガズムの時に、腰全体に快感を感じている。この感覚は、射精の瞬間の快感に近いと思う。裏筋に電マをあてたくすぐったい快感が、腰の深い場所で、強くなって広がったような感覚だ。さらに、ふわふわ浮き上がる絶頂感を伴う。これは射精で、腰の快感が頭に「ふわっ」と抜けた感覚に近い。意識が遠ざかるような感覚だ。ただ、クリトリス刺激だけだと、妻の場合、子宮も収縮してしまい、数秒で中断する。絶頂感に浸れる時間は短い。いわゆる、軽くイッた感じなのだろう。それで10倍程度なのだろう。

 

妻が「100倍気持ちいい」という状態は、絶頂が長時間続き、喘ぎ呼吸をしながら、口を半開きにして、恍惚とした表情を浮かべている時だ。不思議なことに、挿入による膣の刺激を加えた状態で、クリトリス・オーガズムに達すると、子宮の収縮が起こらず、絶頂の状態が長時間続く(10-20秒)。エロ動画を見ると、女は絶頂の時に、皆このような表情をする。代々木忠著「プラトニック・アニマル」の表紙が典型的だ。ドライオーガズムでも、全く同じ姿勢と表情になる。

 

オーガズムの意識体験として、妻が言う「ふわふら空を飛んでいて、頭が真っ白」というのは、なかなか分かりにくいかもしれない。あくびをした時に、意識が遠のいている感覚に近い。気持ち良い射精では、腰のなんとも言えない快感が「つーん」と頭に抜けて、頭が「ふわっ」とする感覚があると思う。この時、意識が遠のいているのが分かるだろうか?。

 

この絶頂感は、射精では一瞬だ。しかしこの感覚に気づいていれば、女のオーガズムを想像することは簡単だ。この射精の「一番気持ち良い瞬間」がずっと続くのが、女のオーガズムと理解して間違いない。 そして、射精と女のオーガズムの最大の違いは、女はオーガズムの間、幸福感に満たされているのだ。妻の場合、10-20秒位である。亀頭オーガズムも、10-20秒位その状態になる。女のオーガズムがこれほど素晴らしい意識体験であることに気づいた時、愕然とした。射精で残るのは、せいぜい虚無感くらいだろう。男に最初から与えられているのが、射精の一瞬であることは、あまりにも悲しい。


以上は、オーガズムの際の感覚だ。一方で、オーガズムに伴って必ず起こる肉体反応がある。まず、絶頂が近づいてきた時に、体がポカポカしてくる。動かしているのは手だけなのに、汗が吹き出してくる。手足の先まで血流が行き渡っているようだ。この応答は、妻のオーガズムで顕著だ。亀頭オーガズムで、イクまでの時間が長いと、同じ状態になる。また、絶頂が近づいてくると、呼吸があえぐ状態になる。妻は、オーガズムが近づいてきた時から喘ぎ始め、オーガズムの間は、目を閉じて喘いでいる。一方、射精では、血流や呼吸状態の変化は自覚しにくい。

オーガズムの後の余韻だが、ドライオーガズムでは、腰が痙攣する(0.8秒刻み)。痙攣に伴って腰の快感がゆっくり収まっていく。妻のオーガズムでも、快感がゆっくり静まっていくようだ。この間も、幸福感に満たされる。射精でもペニスの痙攣が続くが、快感を伴わない。

 

なお、射精にしか存在しない感覚がいくつか存在する。まず、精液の排泄感だ。気持ちよくなった直後から、精液の排泄感が覆いかぶさってくる。この排泄感により、真の快感がマスクされる(曇ったレンズごしに見るような感じだ)。最後に、男なら誰でも知っている賢者タイムが訪れる。射精のあとは、腰の中から何かが抜けたような虚無感があり、虚脱感が残る。

 

回数は当然ながら、女のオーガズムとドライオーガズムが圧倒的だ。回数制限がない。イケばイクだけ、イキやすくなる。射精は、そもそも連続が難しい。

 


以上が、女のオーガズム、ドライオーガズム、射精を比較した結果である。妻のオーガズムと、私の亀頭オーガズムはかなり近いと思う。

 

もし、女のオーガズムにおいて、「頭が真っ白になる絶頂感」があれば、射精とは比べ物にならない。しかし女のオーガズムでも、絶頂の持続時間が短い場合もある。女のオナニー動画を見ていると、いつ絶頂に達したのかも分からず、すぐに醒めるような女もいる。このような場合は、体の収縮が短いため、頭が真っ白になる感覚や、幸福感は伴っていないだと考えられる。

 

絶頂を感じない女の場合、気持ち良くて喘ぐ状態がずっと続く。この時は、射精の瞬間に感じる「腰の中のなんとも言えない気持ちよさ」がずっと続いている。もし射精で、腰の快感が頭に突き抜けていって、頭が「ふわっ」となる絶頂感があるならば、射精の方が気持ち良い。しかし、そのような絶頂感がなく、快感が腰に限局するような射精ならば、その感覚をずっと感じられる女の方が気持ち良い。

 

10代〜20代前半の射精は、かなりの頻度で絶頂感を伴うと思う(腰の快感が「つーん」と頭に抜けていって、頭が「ふわっ」とする感じ)。しかし、30代後半にもなると絶頂感が乏しくなり、精液の排泄感とペニスの痙攣だけが自覚されることも増えてくる。こうなってくると、女が喘いでいる状態の方が上回るだろう。

 

補足:条件が揃えば、射精でも強烈な快感を味わうことが出来る。射精は、筋肉の収縮を伴ったオーガズムを引き起こしやすいため、全身痙攣を伴いやすい(記事を参照)。肉体反応が強すぎるため、自分の体がどのような反応を起こすか分からない、という恐怖感を伴う。パートナーに身を委ねる安心感がないと、その状態に入れない。

 

 

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